2009年6月25日木曜日

松涛で見に行った映画

近藤さんの挙げられた映画の中に、「砂漠の鼠」と言うのがありますが、私もそれを見に行った記憶があります。しかし、そのときはそれがオーストラリア人の兵隊さん達のものだという意識は全くありませんでした。勿論英語は全くわかりませんでしたし。しかし、オーストラリアに来て、ここで初めて「砂漠の鼠」の意味を知りました。また、英語を母国語としない私達にはあまり覚えても意味のない、ここ独特の表現(例えば、私の両親の東京弁の、「エレエ目にあった」のような)が、あの映画の中で使われているのをしりました。その一つに、ドイツの基地を爆破したコマンド隊が帰ってくるのを見た味方の兵士が「ストーン ザ クロウズ!(おったまげた)」と叫ぶところがあります。
 
これは日本では英語教師、豪州では日本語教師をしていた経験ですが、日本に留学した高校生が「ちかれたびー」「おばんです」「もうかりまっか?」などを面白半分教えられて帰って来たり、こちらに英語を勉強に来る日本人の女の子に「ズボンの(中の)ヘビ」とか「真鍮の猿(の金玉がちぎれる)ほど寒い」など、ドーデモいい事をおしえたがる人が沢山います。どっちもどっちです。
 
伊東宏

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