もうすぐ4時半で仕事もソロそれ来ませんから、日課の散歩に行く前、私の担任
だった佐々木先生の、3年F組の卒業写真を見ています。松濤時代の思 い出が際
限もなく沸いてきます。そして先ず思い出すのは、一番上段の立花、坂庭、鈴
井、石川、沢登、松下の諸君です。石川君の一家のお店は私の家 から渋谷に向
かって行った左側にあり、そこで抽選つきの紅梅キャラメルなどを買いました。
立花、坂庭、鈴井の諸君は、当時すでに今の私より遥かに 大人で、しっかりし
た人物であったという気がします。沢登君は落語が趣味で、彼とよく「饅頭恐
い」などの話をしました。松下君は大変な秀才だった という記憶があります。
彼は卒業を待たず、家族の都合で名古屋かどこかの学校に転学されました。その
消息は友達から聞きました。私のとなりの吉塚 くんは、漫画「チビマルコちゃ
ん」の花輪君のような子でした。ハンサムで家が裕福で、確か絵か音楽か英語を
習っていたと思います。渋谷の世田谷よ りのところに、ご家族が薫風泉という
銭湯を経営していました。
伊東宏
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